上つ巻 第四帖
月18.日1.急ぐなれど、臣民なかなかに言ふこときかぬから、言ふこときかねば、きく様にしてきかす。月17.日2.神には何もかも出来てゐるが、臣民まだ眼覚めぬか、金(かね)のいらぬ楽の世になるぞ。月16.日3.早く神祀りて呉れよ、神祀らねば何も出来ぬぞ。月15.日4.表の裏は裏、裏の裏がある世ぞ。月14.日5.神をだしにして、今の上の人がゐるから、神の力出ないのぞ。月13.日6.お上に大神を祀りて政事(まつりごと)をせねば治まらん。月12.日7.この神をまつるのは、みはらし台ぞ、富士みはらし台ぞ、早く祀りてみつげを世に広めて呉れよ。月11.日8.早く知らさねば日本がつぶれる様なことになるから、早う祀りて神の申す様にして呉れ。月10.日9.神急けるよ。月9.日10.上ばかりよくてもならぬ、下ばかりよくてもならぬ、上下揃ふたよき世が神の世ぞ。月8.日11.卍も一十もあてにならぬ、世界中一つになりて
の国に寄せて来るぞ。月7.日12.それなのに今のやり方でよいと思うてゐるのか、分らねば神にたづねて政事(まつりごと)せねばならぬと云ふことまだ分らぬか。月6.日13.神と人とが交流(まつり)合はして この世のことが、さしてあるのぞ。月5.日14.がきかねば神ばかりで始めるぞ。月4.日15.神ばかりで洗濯するのは早いなれど、それでは臣民が可哀そうなから、臣民みなやり直さねばならぬから、気をつけてゐるのに何してゐるのざ、いつ何んなことあっても知らんぞ、神祭第一、神祭結構。月3.日16.二三の木ノ花咲耶姫の神様を祀りて呉れよ。月2.日17.コハナサクヤ姫様も祀りて呉れよ。月1.日18.六月十三の日、ひつくのか三。
読み順:月神17.16.8.7.15.14.6.5.13.12.4.3.11.10.2.1.9.18 日神1.2.10.11.3.4.12.13.5.6.14.15.7.8.16.17.9.18
