開きの構造

順序配列のあかし

  1. テキスト本の帖または文節を反転した順番に直し番号を付ける。(文節は荒の巻にのみ採用する)
  2. 反転した帖または文節を9つのグループ分けをする。
  3. 読み順は反転した9つのグループの反転先頭の第一グループから読むことを基本にする。
  4. ただし、読み始めはテキスト本の先頭の帖と同じにする。
  5. テキストに合わせた先頭から読み始めた場合、テキストの順番を見ただけで順序がわかるようになっている。第一グループの次は第九グループで次は第八グループ、順に第七、第六、第五、第四、第三、第二グループというような配列になっております。

以上で開きの読み順のすべてについての説明になります。40歳すぎてから神示の存在を教えてくれたサイトのおかげで興味を持つことができました。以後10年ぐらいつかず離れず接していましたが今回実際開くことになったとしてもそのあと一番大事な内容の解読につきましてはとてもとてもひとりでかかえられる内容ではありません。興味が湧きましたらなんでも相談していただきたいと思います。

*上つ巻を例にします。全42帖を反対に順番を付けます。第42帖は反転01帖になり、第01帖は反転42帖として扱います。

*9つのグループ分けの数え方。 2ケタの帖はすべて1ケタとして和算します。そうするとすべての帖は9つに分けることができます。例として反転42帖は1ケタに和算すると6になります。反転06帖の仲間として同じグループに入ります。反転33帖と反転24帖、反転15帖も同じ反転6グループになることがわかります。

この手順を上つ巻にあてはめます。

メモにも書きましたが、まず上つ巻全42帖を反転して番号を付けます。

反転1帖とはテキスト本の第42帖です。そして、反転9帖までの9つのグループに分けられることになります。できれば紙とペンで実際に書いてみることをお勧めします。反転1帖はテキスト本の42帖、33帖、24帖、15帖、6帖のグループです。反転2帖はテキスト本の41帖、32帖、23帖、14帖、5帖のグループです。反転3帖グループはテキスト本の40帖、31帖、22帖、13帖、4帖です。以下同じように反転9帖まで紙にペンで実際に書いてみてください。

そうしてすべて反転したグループに分けることができました。その反転第1帖から読み始めるのを原則とします。そのまま読んで差支えありません。ただし、読み出しのはじめが中途半端な印象になってしまいます。上つ巻を反転した読み順にした先頭の帖はテキスト第42帖です。

【転一】グループ先頭の帖
上つ巻 第42帖 (042) 1-42
256.004. 初めの御用はこれで済みたから、早うお山開いて呉れよ。
257.003. お山開いたら、次の世の仕組書かすぞ、一月の間に書いて呉れた神示(ふで)は「上つ巻」として後の世に残して呉れよ、
これから一月の間に書かす神示は次の世の、神の世の仕組の神示ざから、それは「下つ巻」として後の世に残さすぞ、その積りで気をつけて呉れよ。
258.002. 御苦労なれども世界の臣民の為ざから、何事も神の申すこと、すなをに聞いて下されよ。
259.001. 七月の九日、ひつくのか三かく。

巻の先頭を読み出すにあたって、いきなり 初めの御用はこれで済みたから、では消化不良になってしまいます。読み進めると意味は分かりますが、先頭の帖としてはふさわしくありません。そこで、先頭の帖をテキスト本と同じ位置に持ってきて、読み出す方法が一番自然だと思うようになりました。

基本の読み方は反転1グループ、反転2、反転3、そして反転9グループで終わります。しかし、先頭の帖をテキスト本と同期させた場合、先頭の帖が属する反転グループが起点になります。ここで上つ巻の先頭の帖は反転グループの何番目に属するでしょうか。テキスト本の第1帖とは反転42帖に該当します。つまり、反転6グループに属するのです。この反転6グループが先頭の帖として読まれることになります。

しかし、ここで反転6グループとはテキスト本でいうと第何帖のグループでしたでしょうか。反転6グループとは第01帖、第10帖、第19帖、第28帖、第37帖を指します。そして、原則の読み方は第37帖が先頭です。ところが、読み始めの先頭は第01帖でなければなりません。これをどのように解決すればいいのか。神示にはコノハナサクヤヒメに並んでコハナサクヤヒメのことも書かれております。反転6グループの読み順の原則は第37帖、第28帖、第19帖、第10帖、第01帖です。これをひとつ回転させればいいことに気付きます。読み順は第01帖、第37帖、第28帖、第19帖、第10帖です。これが、上つ巻に関しての反転6グループの読み出しの形になります。

9つのグループの読み方はコノハナサクヤヒメを祀ることによってわかりました。

上つ巻の読み順は、反転6グループ、7グループ、8グループ、9グループ、1グループ、2グループ、3グループ、4グループ、5グループ であって、このように回転の形も可能なことがわかってきました。

天界にも同じ神示があることが他巻にも書かれていますが、天界と地上界のあめつち一致になることを願ってここに書き記すことといたします。