下つ巻 第二十一帖
ばかりでもならぬ、 ばかりでもならぬ。 がまことの神の元の国の姿ぞ。元の神の国の臣民は でありたが、 が神国に残り が外国で栄へて、どちらも片輪となったのぞ。 もかたわ もかたわ、 と と合はせて まことの (かみ)の世に致すぞ。今の戦は と との戦ぞ、神の最後の仕組と申すのは に 入れることぞ。 も五ぞ も五ぞ、どちらも、このままでは立ちて行かんのぞ。一厘の仕組とは に神の国の を入れることぞ、よく心にたたみておいて呉れよ。神は十柱五十九柱のからだ待ちてゐるぞ。五十と九柱のミタマの神々様お待ちかねであるから、早うまゐりて呉れよ。今度の御役大層であるが、末代残る結構な御役であるぞ。七月の二十四日、一二のか三。