竜音之巻 第010帖

竜音之巻 第10帖
 人間の肉体に他の霊が入って自由にしてゐるのだと、多くの霊覚者やサニワが信じてゐるなれど、事実そう見へるなれど、それは誤りであるぞ。人間の肉体は原則として真理の宿り給ふ神の生宮であるから、下級霊は中々に入ることは出来ん。例外はあるなれど、肉体霊、外部霊、副守護霊等の想念は、時によって動物的、幽界的となるものであるから、それと同一波調の動物的霊が感応する、感応はするが肉体の内部迄は入り込めない、しかし感応の度が強ければ入ったと同様に見へる状態となるのである。先祖霊も大体同様であるぞ。

進化論の中の人間が猿から進化した理屈はいかがなものか。 人間の肉体の詳細が語られている本帖により、動物である猿から進化したとは考えにくいと思います。真理の宿り給ふ神の生宮である人間に進化するには非常に高いハードルが設定されていることでしょう。動物霊に関しても半霊半物の世にシフトして死のない動物、死なない昆虫などが実現されるのではないかと期待しております。善悪混在の地上界の岩戸開きが直前に迫っております。