地(九二)つ巻 第22帖
われが助かろと思ふたら助からぬのざぞ、その心われよしざぞ。身魂みがけた人から救ふてやるのざぞ、神うつるのざぞ、 のうつりた人と のかかりた人との大戦ぞ、 と とが戦して、やがては を中にして がおさまるのぞ。その時は でなく、 も でないのざぞ、 となるのざぞ、 と のまつりぞと申してあらうがな。どちらの国も潰れるところまでになるのぞ、臣民同士は、もう戦かなはんと申しても、この仕組成就するまでは、神が戦はやめさせんから、神がやめる訳に行かんから、今やめたらまだまだわるくなるのぞ、 の世となるのぞ、 の世界となるのぞ。今の臣民九分通り になりてゐるぞ、早う戦すませて呉れと申してゐるが、今 夜明けたら、臣民九分通りなくなるのざぞ。お洗濯第一ざぞ。九月の二十六日、ひつ九のか三。