黄金の巻 第百帖
真理を理解して居れば心配いらん。失敗も財産ぞ。真剣で求めると真剣さずかるぞ。求めるとは祈ること。よく祈るものは よく与へられる。日々の祈りは行であるぞ。百年祈りつづけても祈りだけでは何もならん。それは祈り地獄ぢゃ。祈り地獄 多いのう。肉体人は肉体の行せねばならん。日々の祈り結構いたしくれよ。次の祈りは省みることぞ。いくら祈り行じても自分省みねば、千年行じても何もならん道理ぢゃ。同じ山に登ったり降ったり、御苦労のこと、馬鹿の散歩と申すもの。悔いあらためよと申してあらう。省みて行ずるその祈り弥栄えるぞ。平面の上でいくら働いても、もがいても平面行為で有限ぞ。立体に入らねばならん。無限に生命せねばならんぞ。立体から複立体、複々立体、立々体と進まねばならん。一から二に、二から三にと、次々に進めねばならん。進めば進む程、始めに帰るぞ。 に到るぞ。立体に入るとは誠の理解生活に入ることぞ。無限に解け入ることぞ。イワトあけなば二二輝くぞ。弥栄々々。(一月十八日)
特殊文字【】の音声化を避けていては、いつまでも奏上することができません。テン・神・中心・歓喜などフデの本文でもフリガナを拝見することはできますが、帖によって当てはまらないフリガナも多いです。ある帖ではを掃除しないとが入らないとも示されておりますので、現状の(世界)では神を無きものとして、人の下としてダシに使われてしまっている神の有様について元に戻る時代になることを盛り込まなければならないと思いました。共通するフリガナキーが見つかるまで私のワレヨシで読んだものを音声ファイルとしてupしました。【】「従たる人の生命として宿り給う主たる神の歓喜」です。