黄金の巻 第065帖

黄金の巻 第六十五帖

自分に捉はれると局部の神、有限の神しか判らんぞ。自分捨てると光さし入るぞ。知はアイ、息は真ぞ。平面の上でいくら苦しんでも何にもならん。却ってめぐり積むばかり。どうどうめぐりぢゃ。てん曰(シ)は奥山にお出ましぞ。(十二月十四日)一二十