極め之巻 第002帖

極め之巻 第02帖
 青玉の 水江の玉ゆい よよ栄えむ。

 天地咲(え)む 神の礼白(いやしろ) 臣(おみ)の礼白(いやしろ)。

 天(あま)つ神の 寿言(よごと)のままに 八十(やそ)岩明けぬ。

 守護神をよく致せば肉体もよくなるぞ。神の道は一本道であるから、多くに見へても終りは一つになるのぢゃ、今が終りの一本道に入るところ、この道に入れば新しき代は目の前、神も今迄はテンデンバラバラでありたなれど、今に一つにならねばならぬことに、天が命じてゐるのであるぞ。人民の中と外も同様ぞ。今の人民はマコトが足らんから、マコトを申しても耳に入らんなれど、今度は神が人民にうつりて、又 人民となりてマコトの花を咲かす仕組、同じことを百年もづづけてクドウ申すと人民は申すなれど、判らんから申してゐるのであるぞ。