春の巻 第004帖

春の巻 第四帖

がよろこびであるぞ。  もよろこびであるぞ。よろこびにも三つあるぞ。  は表、   は裏、表裏合せて   ぞ。  は神であるぞ。神であるなれど現れの神であり、現れのよろこびであるぞ。  のもとが  であるぞ。キであるぞ。元の元の太元の神であるぞ。  (ム)であるぞ。  (ム)から  (ウ)生れ、  (ウ)から  (ム)生れるぞ。同じ名の神二つあると申してあろうが。表の喜びが  、愛、真、善、美となり現れ、裏の喜びからは、  、憎、偽、悪、醜が現れるのぢゃ。喜びが神ぢゃと申して裏の喜びではならんぞ。今の人民の喜びと申すのは裏の喜びであるぞ。悲しみを喜びととり違へているぞ。この巻、春の巻。こまかに説いて判り易く説いてきかすぞ。分ければそれだけ小さくなるなれど。

】御用の善の光  【】御用の悪の光  【】御用の平衡世界   【】大歓喜  【】始めなき始めの中心部  【】終わりなき終わりの最外部   2024/05/26記