天つ巻 第008帖

天つ巻 第08帖  日神:1.2.3.4.5.6.7.8

日1.月8.あらしの中の捨小船と申してあるが、今その通りとなりて居ろうがな、何うすることも出来まいがな、船頭どの、苦しい時の神頼みでもよいぞ、神まつりて呉れよ、神にまつはりて呉れよ、神はそれを待ってゐるのざぞ、それでもせぬよりはましぞ、そこに光あらはれるぞ。日2.月7.光現はれると道はハッキリと判りて来るのぞ、この方にだまされたと思うて、言ふ通りにして見なされ、自分でもビックリする様に結構が出来てるのにビックリするぞ。日3.月6.富士の御山に腰かけて、この方 世界中まもるぞ。日4.月5.かのととり、結構な日と申してあるが、結構な日は恐い日であるぞ。日5.月4.天から人が降る、人が天に昇ること、昇り降りでいそがしくなるぞ。日6.月3.てんし様 御遷(うつ)り願ふ時近づいて来たぞよ。日7.月2.奥山に紅葉(もみじ)ある内にと思へども、いつまで紅葉ないぞ。日8.月1.九月の二日、ひつく  。  月神:7.6.5.4.3.2.1.8